医療建築トップ > 開業まで
医療・福祉建築を建設するにあたっては、さまざまなプロセスを踏む必要があります。 「いつかは開業したい」という夢が生まれ、具体的にご検討する段階から、 私たち佐伯建設のお手伝いがはじまります。 お客様の開業計画に柔軟に対応します。 ここでは開業までの流れの一例をご覧いただきます。
医院の建設には診療科目よっても異なりますが、300〜500坪程度の広さが必要です。 この土地をすべて購入してしまうと、土地の購入資金だけで相当な額が発生し、開業資金の大半を占めてしまいます。このため、近年は「事業用定期借地」という契約方式で、土地を地主さんからお借りする方法が増えております。事業用定期借地は、最長で50年、多くのケースは20〜30年の期間を定め、満了時には土地を更地に戻して、地主さんにお返しする方法です。土地の賃料を毎月地主さんにお支払いします。また、地主さんに建物まで建ててもらい、長期の賃貸借契約を結ぶ、「建て貸し」という方法もあります。この方法であれば、家賃を毎月地主さんにお支払いする代わりに、初期の建物の建築費用も不必要となり、イニシャルコスト削減につながります。 土地を買うべきか、借りるべきか、先生方のお考えになる医院経営プラン・将来設計に合わせて柔軟にご検討されることをお勧めいたします。
お客様により建設する土地をご用意いただければ、佐伯建設の営業・設計スタッフが現地に出向き、土地の法令上の制限、地盤、周辺環境等を調査させて頂きます。また土地をお持ちでない場合は、佐伯建設からご希望地域の物件を紹介させていただいております。
理想の医療・福祉建築の実現には、充分な打合せが必要です。先生のお考えをベースに、その施設で働くスタッフの皆さん、そして何よりも患者さんの視点も取り入れた打ち合わせが重要です。建築基準法や消防法に加え、医療法や各種条例などもクリアするよう留意します。
建設プラン(資金計画や予算、医院のコンセプト、導入したい設備等)のご意向もお伺いし、建物の機能・デザイン・コストの検討させていただきます。
基本設計の承認を受け概算見積書を作成し、経営計画をアドバイスします。 ご承認いただいた後には、設計工事監理業務委託契約書の締結をします。
技術的・法規的検証を行い、意匠・構造・設備(機械・電気)の詳細設計図作成します。事業化へ向けた具体的な基本設計を作成し、お客様にご確認いただきます。
実施設計図を基に見積書を提示します。見積書にご承認いただき次第、工事契約を締結、各種許可申請を行います。諸官庁との事前協議も責任をもって対応させていただきます。
工事期間中は、佐伯建設の設計スタッフによる工事監理(施工図の承認・使用材料の決定・検査・立会い等お客様との詳細打合せ・色決め)、経験豊富な現場施工スタッフによる監督で、厳格な品質、安全、工程管理体制で工事にあたります。 施工の状況等は、営業だけでなく、設計・現場サイドからも、随時お客様へ説明・報告するようにし、完成まで安心していただけるよう対応します。
数度にわたる検査を経て、お客様へ建物をお引渡しいたします。
アフターサービスの定期期間後は、お客様のご連絡に応じて随時ご訪問させていただく、メンテナンスを中心としたサービスを行っています。 また、将来の改修・増改築等どの様な件でもお気軽にご相談下さい。